
症例|ずっと根の治療をしているが治らない

40代 女性
【患者様のご希望】
今回時間がかかっても、しっかりと治療をしたい
【治療部位】
左下6番
前の歯科医院で根の治療をしていたが、何度も腫れをくりかえしていた。
今回は時間がかかってもしっかりと治療をしていきたいとのことでした。

はじめに根の治療をしてこの歯が良くなるのか、残していけるのかをみていくことにしました。

レントゲン検査では根の一部の歯がわれているのではと疑いがありました。
実際に治療をしていったところ、歯が割れて根の治療では完治は無理なことがわかりました。
そのため、この歯を抜歯し周囲にひろがったばい菌もきれいにしていきました。

その後、抜いた傷が治りインプラント手術が終わり最終的な歯が入った状態です。
いままで右でばかり噛んでいたのが両方の歯で噛むことができてよかったとお話しされていました。
下の奥歯が何度も腫れを繰り返し、左側では物が噛みにくくなってきたケースです。
以前何度か根の治療を繰り返していますが、今回もまずは歯を残すために根の治療を開始しましたが、
歯が割れておりこのままでは残すことが厳しい状態でしたので抜歯することとなりました。
抜歯後にインプラント手術を行った結果、両方の奥歯でしっかりと噛むことができるようになりました。
現在、ニュースなどでインプラントの失敗やトラブルがよく取り沙汰されております。
ほとんどが治療経験の不足からくる治療のミスです。
当法人では、患者さんに安全なインプラント治療を受けていただくために、
しっかりCTでの術前検査とダブルドクターでの治療をしておりますのでご安心下さい。