
症例|入れ歯、ブリッジからインプラントへ

60代 男性
【患者様のご希望】 ブリッジがとれてしまった。治してほしい。
【治療部位】 右上54 1 左上1
もともと義歯を使っていたが、針金をかけていた前歯のブリッジが取れてしまって来院。ブリッジの土台は長年の義歯を支える負担で根が割れており、やむなく抜歯となりました。その後インプラントを希望された患者様です。
術前のレントゲン画像です。
矢印の部分が今回の部位です。
歯を失った後の治療は以下の3種類です。
1、前歯を新しくブリッジをつくり、そこへ再度針金をかける義歯を作る。
2、失った部分全てを義歯で補う。
3、失った部分にインプラントを行って歯を取り戻す。
1はブリッジと義歯の力が集中する糸切り歯が不安なので避けたい。
2は取り外しの義歯を今後は使いたくない。
そういった理由でインプラントを希望されました。
最終的には糸切り歯は単独で被せる治療を行い、残りはインプラントを行いましたが、費用面をなるべく抑えた設計とすることを相談の上計画しました。前歯、奥歯それぞれ2本のインプラント本体に3本の歯をつける設計です。
完成時のX線写真です。
前から見た状態
横から見た状態
かみ合わせの面です。
義歯の取り外しの煩わしさから開放されるということは有意義だと思います。
患者様も満足されていました。