
症例|抜歯後のインプラント・シンプルなケース

30代 女性
【患者様のご希望】 自分の歯のように噛みたい
【治療部位】 右下6(第一大臼歯)
痛みがあり調べてみると歯の根が割れている状態。患者様と相談しインプラント治療を行うことになりました。
右下の歯に痛みがありX線写真で見てみると根の先に膿みが溜まっているのが分かります。
(やじるしの部分)
根の先の病気だけであれば根の治療を行うことにより治ることが多いのですが、今回は、被せてある銀歯を外したところ根が割れてしまっていて抜かずには痛みが取れない状態でした。
抜歯後6ヶ月のX線写真です。歯があったところに新しい骨ができていてほとんど平らになっているのが分かります。骨は3?6ヶ月でほとんど埋まってきますが、膿みが大きかったり骨が大きく溶けているケースでは新しく骨をつくるGBR(骨の造成)治療を行う必要があります。
今回は順調に骨が回復してきたので、そのままインプラントを埋入。3ヶ月待って2次手術。を行いました。
その後、型取りし、インプラントの人工歯が入った状態の写真です。トータルで10ヶ月ほどかかりましたが、歯が入った直後からほとんど違和感もなく、昔の自分の歯のように使えているとのことです。